今月は手賀沼通信ブログの中から6月号に載せた以降のブログをいくつか選んでまとめました。ブログをお読みいただいている方には申し訳ありませんが、半年に1回はこの形で出させていただき楽をさせていただきたいと思います。

ピストルと日本刀(平成19年4月18日)

 平成19年4月16日、アメリカのバージニア工科大学で韓国人学生がピストルを乱射し、32名が死亡しました。アメリカ史上最悪の銃乱射事件です。
 また4月17日には伊藤長崎市長が暴力団幹部にピストルを撃たれ死亡しました。
 いずれもピストルによる痛ましい事件でした。
 今から60年数年前、我が家にはピストルと日本刀がありました。太平洋戦争の頃です。
 ピストルは母方の祖父が日露戦争に従軍し、ロシア兵から分捕ったものです。ばねが壊れて使いものにならなかったのを、器用な友人が直して、一応撃てるようになりました。しかし実弾がなかったので、発射できませんでしたが、弾があったら試してみたいと思いました。銃は人を怖いもの知らずにさせてくれるようです。その後、ピストルは持っていてはいけないことになり、当局に提出しました。
 日本刀は父方の祖父が持っていたものです。貧乏武士で明治維新を迎えたようですが、日本刀は大切にしていました。太平洋戦争中、祖父が日本刀に打ち粉をふるって、手入れをしていたのをかすかに覚えています。そして側で見ていた幼い私は、一度刀を振るってみたいと思ったものです。その刀は、まもなく戦争に出征した親戚の人に譲って、戦争で行方知れずになりました。
 武器は持っていると使ってみたくなるのではないでしょうか。銃や刀は厳重に取り締まるべきと考えます。

日本でもサマータイムを採用しよう(5月21日)

 日本でもサマータイムを採用すべきと思います。
 欧米各国は3月の最終日曜から10月の最終土曜まで時計を1時間進めるサマータイムを採用しています。サマータイムはデイライト・セービング・タイムともいわれています。
 私は毎朝4時頃目が覚めます。今の時期は4時でもかなり明るくなっています。5時台や6時台はすっかり明るくなって、日常活動には差し支えは全くありません。この明るい時間に寝ているのはもったいない話です。
 サマータイムを採用すると、
・省エネになり、地球温暖化を防ぐことになる。
・余暇時間が増え、経済が活性化する。
・交通事故や犯罪の発生が少なくなる。
などの効果があるといわれています。
 サマータイム反対の意見としては
・明るい内には帰りにくいため残業時間が増える。
・生活のリズムがおかしくなる。特に子どもや高齢者のような生活弱者に影響が大きい。
・切り替えの時に混乱が生じるおそれがある。特にATMや医療機器など自動的に時間をコントロールしている機械に大きな影響がある。
などがあります。
 しかし、アメリカやヨーロッパでは長年の実績があります。どちらも多民族で単一民族の日本より混乱が大きくなる要素を持っていますが、混乱が大きなニュースになったとは聞いていません。
 お役所や一部の企業などは面倒な仕事で嫌がるかもしれませんが、地球環境にとっていいことはぜひ取り入れるべきと考えます。
 日本人は優秀な能力を持っています。欧米で出来ることが日本で出来ないわけはありません。そして、夜明るいことは私たちの心も明るくすると確信しています。

10円饅頭屋オープン(6月3日)

 家の近所に10円饅頭屋がオープンしました。
 それまでモスバーガーがあった場所です。モスバーガーはマンションの立ち並ぶ我孫子駅の北口に引っ越したため空き家になっていました。
 10円饅頭の記事を新聞で見たことはありましたが、食べたことはありませんでした。ものは試しと早速買って食べてみました。ふんわりとして甘さ控えめのお饅頭でした。一口で食べられる大きさなので大変食べやすく感じます。
 10個入パックが110円。20個箱入りが230円、30個箱入りが340円、50個箱入りが555円です。値段も手ごろで、大げさでないちょっとした手土産に最適です。 
 お店は開店早々行列ができています。一度に何箱も買って行く方が多いようです。


NOVA体験記(6月17日)

 駅前留学のNOVAの違法行為が大きなニュースとなっています。経済産業省はNOVAに一部業務の停止処分を決めました。特定商取引法の違反行為が18項目にも及んだためです。
 私もNOVAで学んだ経験があります。そのときの経験をお話しましょう。記録は残っていないので全て記憶に頼って書いてみます。
 今から12年〜13年前、ある消費者金融に勤務していました。大手の外資系コンピュータ会社を早期定年退職し、消費者金融会社の教育部顧問として再就職したのです。
 その会社では業務では英語はほとんど使う機会がなかったのですが、教育部の社員には試みとしてNOVAで英会話を学ばせることにしました。
 そして当時60歳に近かった私も、率先垂範で若手社員の先頭に立って、NOVA通いを始めました。西船橋の駅前にあるNOVAでした。以下は今から10数年前なので、もしかしたら今のNOVAの教育体制とは違うかも知れません。
 まず何十回分かの契約を数人分結びました。そして各自が会社終了後、出席できる時間を電話で予約しました。私の場合は定時に帰れたので、比較的望みどおりに予約できましたが、若い社員は仕事が忙しいため、なかなか予約が取れませんでした。
 仕事の都合で、ときどき予約した時間を変更したい場合が出てきます。その変更は確か予約日の2日前でないと変更できなかったように記憶しています。急な変更はききませんでした。そのときは出席できなかった時間は出席したものとして没収されました。
 教室は先生1人と生徒3人以下で数人しか入れない小さな部屋で行いました。先生はたまに同じ先生になりますが、大体毎回変わります。テキストはありましたが、テキストを使わない先生もかなりいました。ほとんどが20歳代の学生のような若い先生でした。生徒も学生が中心でした。生徒は女性が多かったように記憶しています。
 フリーカンバセーションでは日常生活の話題がほとんどでした。生徒も先生も若いため、政治や文化や歴史などの話題はほとんど出ませんでした。ちょっと難しい話題を出すと、教室の雰囲気のそぐわない感じでした。
 結局、契約した時間は出席できず、といって途中解約もできず、中途半端で終わってしまいました。NOVAの英会話教室に満足した人は少なかったのではないでしょうか。

折口雅博の大罪(6月20日)

 連日コムスンとグッドウィルグループの折口雅博会長の記事がマスコミを賑わしています。
 折口会長の破綻はライブドアの堀江隆文や村上ファンドの村上世彰を思い起こさせます。しかし社会に与えた影響の大きさは折口雅博が最大ではないでしょうか。
 堀江隆文と村上世彰は派手な言動でマスコミの寵児となりました。そして突然落ちた偶像になりました。2人の犯した罪は経済行為です。マスコミでの取り上げられ方は大きかったのですが、その罪で影響を受けた人はごく一部です。
 ところが折口雅博の犯した罪は極言すれば、国民全体に影響を与えます。福祉を食い物にしたうえ、要介護者の命にもかかわる大罪です。コムスンは業界トップ、全国に2000を越す事業拠点を持っています。
 ウィキペディアによればコムスンは1988年に北九州市にて榎本憲一(社会福祉法人せいうん会理事長)により創業されました。当時のスタッフは2人でした。
 「連帯と共生で介護を行うことは、日本人のやさしい英知」であり、「介護職が、人を支え、励まし、誇りある人生の結実に役立つことを信じる」という志しからのスタートでした。
 ところが1997年に介護保険法が成立した年、コムスンに人材派遣会社グッドウィルグループが資本参加して、コムスンをグループの傘下におさめた頃からコムスンが変わったようです。折口会長は介護事業は金になると思ったのではないでしょうか。
 幸いなことに、ニチイ学館とワタミが事業継続に名乗り出ています。折口会長は一括して売却する意向のようですが、折口雅博に金儲けをさせないよう、監督官庁と政府はしっかり見守ってほしいと思います。

税金が高くなった(6月25日)

 先日市役所より、県民税と市民税の今年度の課税通知が送られてきました。その額に驚きました。1回分の課税額が大幅に増えていました。
 おそらく皆様のお宅に送られた通知も税額がかなり増えたのではないでしょうか。
 妻は何かの間違いではないかと言いました。一緒に送られてきた説明書には下記のように記されていました。
 「平成19年度は市民税・県民税が大きく変わりました。三位一体改革により、国の所得税から地方の住民税へ3兆円の税源移譲が平成19年度から行われることにより、住民税所得割の税率が変更されます。所得税は減少し、個人住民税は増加となりますが、所得税と住民税を合わせた税負担は基本的には変わらないようになっています。」
 早速過去2年と今年の税額に比較表を作ってみました。私の場合、基本的には年金所得だけなので比較は簡単です。
 年金収入は3年間ほぼ変わりません。今年の年金からの所得税の源泉徴収額はたしかに昨年と比べると減っていましたが、地方税の増税分はそれを大きく上回り、年間6万2千円ほどの増税となっていました。(なお税額は源泉徴収分なので、年末調整で多少の違いは出てきます。) そのうえ介護保険料も年間7200円上がっていました。年金生活者にとっては大変な痛手です。
 今年から定率減税が減ったための増税なのでしょうが、国民への事前の説明が不十分でした。
 年金問題と地方税の増税は今度の参議院選挙に自民党には大きな逆風です。といっても野党が政権をとっても事態は変わらないでしょう。

パソコンのプリンターを買い換える(8月24日)

 平成19年8月14日突然パソコンのプリンター「エプソンPM−A700」が壊れました。使用中に動かなくなり、販売店かサービスセンターにもっていくようにとのメッセージが出ました。
 2年前に買ったものですが、しょっちゅう印字の色がおかしくなり、その度ごとにヘッドクリーニングを繰り返すはずれのプリンターでした。
 エプソンのサービスセンターのHPで修理の方法を調べました。「ドアtoドアサービス」という簡単なサービスがありました。業者が取りに来て梱包して持ち帰り、直ったものを送り返してくれるというサービスです。
 修理費はPM−A700は定額で一律8400円です。「ドアtoドアサービス」の料金は1575円、合計9975円です。プリンターは柏のビッグカメラで11700円で買ったものでした。購入代金に比べると修理代金が高いと感じました。
 新しいものを買ったらいくらになるかと、柏のヤマダ電機に出かけました。PM−A700は、デジタルカメラのメモリーから直接写真の印刷ができる機能が付いていましたが、デジカメの写真は一度パソコンに取り込んで印刷するため、その機能は使ったことがありません。その機能がなくて同じような性能の機種を探したら、エプソンのPX−A620が見つかりました。同じコピーとスキャナーの機能がついています。また新しい機能として自動拡大/縮小が付いていました。
 12900円の表示を12000円に値切って、10%のポイントを値引きと考えると、10800円でした。迷わず買ってしまいました。9975円の修理費との差額は、たった825円でした。
 「修理するより買ったほうが安い」を実感した買い物でした。

1円クリック募金が1億5千万円を越えた(9月5日)

 平成19年9月5日、1円クリック募金の合計額が1億5千万円を越えました。正確に言うと、9月4日にクリック募金をした時の合計額が1億5千万円にあと11万円と迫っていたので、9月4日中に越えたのかもしれません。
 クリック募金は、インターネットの募金サイトからクリックすると、広告を出している企業がクリックした人に代わって、前もって決められた募金の対象に1円寄付する仕組みになっています。クリックは1日に1企業1回しかできません。現在10企業が登録しています。したがって全部の企業を1回ずつクリックすると1日に10円寄付することになります。
 クリックする人は時間と手間をかけますが、お金を出すことなく寄付ができます。私は毎朝パソコンの電源を入れると、まずこのクリック募金をするのを日課にしています。
 1円ずつの積み重ねが、大勢の人の力を借りて1億5千万になったのです。まさに「ちりも積もれば山となる」と言えましょう。
 クリック募金のサイトは次のアドレスです。


国営ひたち海浜公園(9月22日)

 平成19年9月21日、千葉県生涯大学の同期の卒業生(七曜会)26名で日帰りバスハイクを楽しみました。
 「国営ひたち海浜公園」は常盤自動車道から北関東自動車道に入り、ひたち海浜公園ICを降りたところにあります。茨城県ひたちなか市に国が設置した国営公園で、総面積は350ヘクタールに及びます。現在、約4割の135ヘクタールが開園されています。戦時中、旧日本軍が水戸飛行場として利用した跡地を再利用するため国が開発したものだそうで、総面積は東京ディズニーランドの約3倍の面積に当たようです。
 入場料は400円、20人以上の団体なら280円です。平日とはいえ、広い場所にわずかな利用者しかいませんでした。おそらく膨大な赤字ではないかなどと余計な心配をしながら公園内を回りました。おそらく民営化しようとしても引き受け手はいないのではないでしょうか。
 それはともかく広々として清々する公園でした。まず正門前の大観覧車が目を引きました。
 園内には4つのエリアがあります。その中のプレジャーガーデンエリアには26種類の有料の乗り物などがあります。また無料の施設が3ヶ所あります。
 広いので園内を回るには自転車が便利です。利用料310円のレンタサイクル が利用できます。子供用の自転車もありました。私たちは時間がなかったので、とりあえずレンタサイクルで園内を回ることにしました。提供された自転車は空気が抜けていたのでまず空気を入れてもらい、そろってスタートしました。公園内には走りやすいサイクリング・ロードが整備されていました。
 コスモスがいたるところに植えられていました。季節によって15種類以上の花が楽しめるようです。  見晴らしの丘からは360度の展望が楽しめました。太平洋と那珂湊が目を引きました。  もっと時間をかけてゆっくり楽しみたい場所でした。
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