テキスト ボックス: 高齢者の豊かな生活のために   1999年10月20日発行    新田ライフプランニング
手 賀 沼 通 信 (第19号)        〒270-1147 千葉県我孫子市若松151-3
  (TEL&FAX:0471-83-2898) (E-mail:y-nitta@mvc.biglobe.ne.jp)                 新田良昭

  今月は学校特集です。
  学校といっても大学や高校のことではありません。若い人の学力低下が問題になっていますが、それに反して中高年の勉強意欲はますます高くなるような気がします。生涯学習をモットーに、資格学校、カルチャースクール、英会話教室、ダンス教室、水泳教室などに通う人が増えています。また、都道府県や市町村で開いているいろいろな講座も人気を集めているようです。
  今回はちょっと毛色の変わった学校に通われたお二人の方から貴重な体験談をいただきましたのでご紹介いたします。あまり知られてはいませんが定年前後の方には大変興味ある学校です。

  「職業訓練校」の体験記を寄せられた牧さんが通った学校は、山田洋次監督の「学校V」のモデルとなった亀戸技術専門校と同様、東京都が開校している大塚技術専門校(現在は飯田橋)で、高年齢者が職業技術を身につけるための学校です。「学校V」ではビル管理科が舞台でしたが、牧さんは経営管理実務科に通われました。
  牧さんは平成5年の9月に共同印刷を定年で退職され、現在は週2回共同印刷の関連会社で仕事をされておられます。

  「就農準備校」の体験記を寄せられた大山さんは富士銀行を退職後、関連会社に勤めながら休日に家庭菜園を楽しんでおられます。、将来は千葉県茂原市に移って農業のかたわら私設図書館を運営される計画を持っておられます。大山さんとは10数年前テニススクールで知り合いました。

  なお、お二人にも手賀沼通信を読んでいただいています。


特別寄稿−1
「職業訓練校」体験記                         牧國雄                                             

  私は、平成6年の4月から9月まで、東京の大塚にありました都立大塚高年齢者高等職業技術専門学校に通い、6ヶ月間の職業訓練生生活を送りました。
  5年も前のことになりますので、状況は多少変わっているかも知れませんが、入学の申込から修了まで職業訓練校での体験を、拙いながら紹介させていただきたいと思います。
  現在、都立の技術専門学校は15校あり、訓練の科目もいろいろとありますが、期間も2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年、2年と分かれているようです。
テキスト ボックス:      科名	人員
ハウスサービス科	30名
ホテル・レストラン サービス科	20名
経営管理実務科	30名
ビジネス経理科	30名

  私が通いましたのは、都立で一ヵ所だけの『高年齢者のための技術専門学校』でして、3年程前に千代田区の飯田橋に移転しております。
  当時、大塚校での訓練の科目と募集人員は左表のようなもので、訓練の期間は6ヵ月でしたが、私は経営管理実務科を選び申し込みました。
  ハウスサービス科は床、壁、襖など、建物の内装や修繕や改装に必要な実務技術と知識を習得するもので、ホテル・レストランサービス科は、ホテルやレストランにおけるフロント作業、ウェーター作業等、サービス業務に必要な技能と知識を習得するものでした。
  入校申込の手続きは、雇用保険の受給の関係もあって、住所地のハローワークを通して行います。
  私のように近県から都立の技術専門学校への申込も可能ですし、4月入校のため、申込願書の受付締切りは1月末まででした。2月中旬に大塚の技術専門校で申込者の選考試験が行われましたが、経営管理実務科には募集人員30名に対して105名(.5倍)の申込者があり、まず、びっくりしました。
  選考の内容は、簡単な筆記試験と面接でしたが、筆記試験は国語と算数があって、国語は漢字の読み書き、算数は応用問題を解くもので、中学校程度の問題でしたが、出題の数が多く、相当に急いでやらないと、時間内に全解答を書くのが難しい様なものでした。しかし、面接の方が重要であった様でして、職業訓練のための選考ですから、『どうしてもまだ働きたい。それには自分を高めなければ』という意思表示を強く出した人が選ばれた様です。

  2月下旬に合格者の発表があり、幸いにも合格できましたが、選考の結果、人員に満たない科では、3月にも二次選考が行われました。
  3月中旬に、誓約書、健康診断書の提出等、入校手続きを終えて、4月初めに入校式となりますが、その前日に住所地のハローワークに行き「入校指示書」を受け取り、更に、入校式の午後、もう一度住所地のハローワークに行き「受講届」を提出し、雇用保険関係の管轄が技術専門校の方へ移ることになります。以後、修了まで住所地のハローワークへ行くことはなく、毎月の認定申告も必要ありませんし、技術専門校に通学していれば、従来通りの雇用保険の給付が受給できました。
  更に、もし通学の途中で、所定の給付日数〔たとえば300日〕がオーバーした場合でも、修了の日まで給付が延長されることになります。
  雇用保険を受給していない場合では、一定の条件を満たし、ハローワークの指示を受けて入校したときに、訓練手当ての支給があります。
  この雇用保険給付〔基本手当〕や訓練手当ての他、出席の日数に対して一日当たり590円の受講手当ての支給があり、又、通学交通費〔通所手当〕として、住所地から学校までの電車・バス〔一ヵ月〕の通勤定期代が、毎月支給されます。
  授業料は無料で、教科書、教材類は貸与されますが、作業服代等は自己負担のようでした。

  4月5日の入校式の後、2日間は各科毎に教室でいろいろな決まりや取扱いについて説明を受けたり、訓練内容の説明、指導員紹介、自己紹介、クラス委員の選出、教科書の配布、等がありました。
  私共の「経営管理実務科」は、男20名、女10名で50才代が21名、60才代が9名でした。申込み時の志望で「給与・社会保険」と「税務・経営分析」のコースに15名ずつ分かれていましたが、給与・社会保険コースには、「社会保険労務士」の資格取得を目標としている方が多くおられました。
  月曜から金曜まで、1日8時限ずつの訓練で、土、日、と国祭日は休日でしたが、8月に2週間の夏休みがありました。
テキスト ボックス:  時限	開始時〜終了時
1〜2	 8:50〜10:20
3〜4	10:30〜12:00
昼休憩	12:00〜13:00
5〜6	13:00〜14:30
7〜8	14:45〜16:15
清掃	16:15〜16:30

  清掃当番は交替制でしたが、教室・パソコン室・廊下・階段の他にトイレもあって、苦情を言う人もありましたが、かえってこの事が、相互親睦の切っ掛けになった面もあったと思われます。
  毎朝、学校に着くと、まず、自分のタイムカードに打刻をします。退校時にも、同様にタイムカードに打刻をしますが、翌日、クラス委員が、これをまとめて事務所へ提出します。
  遅刻や早退をしたときには、夫々、届書を出さなければなりません。
  欠席の場合は、指導員に申し出て、届書を提出しなければなりませんが、無届けや勝手な私用での欠席がありますと、その日数分だけは、手当等の給付がカットされます。病気の場合は診断書が必要で、忌引きの場合等については、特別の取扱いが決められておりました。

  入校式の後の3日目から、早速、訓練が始まりましたが、私共のコースの教程内容は左表のようなものでした。
  訓練実施の重点も、「経営の知識を持った事務員の技能訓練」ということで、『現在は、企業の事務の大部分が、パソコン等の機械で処理されているので、高年齢者の就業の機会を拡大するために、パソコン実習に重点を置いた訓練を実施する』とのことから、「事務機械操作」が訓練の時限も最も多く、まず、これから訓練が始まりました。
 テキスト ボックス:  経営管理実務科		
(税務・経営分析コース)	
	教科
	時限	内容	
普通学科  	社会	80	入校式、ホームルーム、終了式、労政、職業講話、就職相談、就職紹介
	体育	16	ストレッチ(2回) レクリエーション(1日)
専門学科	経営管理	30	経営の意義、トプウマネジメント、経営組織、行動組織論、人材育成と活用、経営組織
	財務管理	40	財務会計、管理会計
	税法	50	所得税、法人税	
	経営分析	30	経営分析の基本	
基本実技	事務機械操作	194	パソコン操作の基本練習、簿記入力ソフト練習、財務会計ソフト練習、ロータスの基礎、ワープロ表計算ソフト練習、経営分析ソフト練習	経営分析論文の作成
	経営管理練習	70	利益計画の立て方、資金計画の立て方
	財務管理練習	150	財務会計、管理会計練習
	税法練習	114	所得税、法人税練習	
	経営分析練習	50	収益性分析、安全性分析、成長性分析

機器の構成、名称、役割の説明から、キー入力の練習へと進みましたが、半分以上が始めてキーを触る人だったので、最初は大変でした。私は前から少しやっておりましたので先に進めましたが、機器に初めての年配者が、慣れないローマ字綴りで、お互いに聞いたり教えたりしながら、時間の経つのも忘れて熱心に取り組む姿は、実に健気なものでした。『前から、やってみたいと思っていたが中々、やる機会が無かった。入校した以上は、どうしても、やらなくてはならないので』と、初めての人ほど一生懸命に練習に取組んでおられ、居残りを申し出る人もいましたが、休憩時や終了後の機器使用は許可されませんでした。
  Top、PCA等のソフトを使っての簿記練習、財務会計練習をやった後に、ロータスの練習に入りましたが、9月の修了のときには、全員がロータスソフトを使って、表を作ったり、計算が出来るようになっておりました。
  学科の訓練は、講義の後に、必ずプリントでの練習問題が出され、これを練習して、指名で、正解を解く様なやり方がほとんどでしたので、あんまり、ぼんやりはしていられませんでした。

  学科で学習した科目の練習も、パソコンを使っての実習の場合が多く、訓練の半分近くがパソコン室を使ってのものでした。週間時限表は月によって変更がありましたが、下テキスト ボックス:  時限	1〜2	3〜4	5〜6	7〜8
月曜	経営管理		事務機械操作
火曜	税法		経営分析	
水曜	財務管理		財務管理	
木曜	税法		社会	
金曜	事務機械操作	事務機械操作

表のようなものでした。

 














 5月に、レクリエーションとして千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館へ全員で見学に行きました。
  8月7日から二週間の夏休みとなりましたが、終了時に提出する経営分析論文の準備が7月下旬から始まっておりましたので、私の場合には、その資料集めに大部分を取られてしまいました。
  科によって、訓練終了時の「まとめ」のやり方は違っておりましたが、私共の経営分析コースの場合は、『自分で、どこかの企業を選び資料を集めて、経営分析論文を作成して提出する。』というものでした。私は、前に勤務していた会社を対象企業に選び、東京証券取引所に行ったりして資料を集め、論文作成にかかりましたが、9月に入ると、実習の時限は、全員が論文作成をやっておりました。

  又、再就職のための職業訓練ですから、終了時を迎え就職相談や就職紹介が始まりました。ハローワークから担当者が出張して来て、一人一人に面接があり、リストの中に適当な就職先があると、その場で電話で連絡をしてくれて、履歴書を送るとか、すぐに行ってみるとか、指示をしてくれました。
  この就職紹介が2回程あり、私も一社に履歴書を送りましたが、後日、不採用の連絡を受けました。
  経営管理実務科30名の内、途中で再就職が出来て退校した人が2名、終了時の職業紹介で再就職できたのが4〜5名で、私を含めて残りの者達は、残念ながら、取巻く情勢が厳しく、終了時までには再就職には至りませんでした。ビジネス経理科で3分の1程度、ハウスサービス科で半数程度、ホテル・レストランサービス科は100%近い人が、再就職できたようでした。
  9月26日に終了式が行われましたが、私にとりましては、本当に得難い貴重な毎日を、精一杯過ごさせていただいたと、感謝の思いで一杯でした。

  長い会社人生を定年で終わった後に、再びこのような勉学の機会があるとは考えてもおりませんでしたし、『もう少し働きたい』という願いから始まったこの職業訓練が、自己の能力開発とか、生涯学習ということについて考えさせられ、改めて、これからの生き方について、思いを新たにすることが出来たことが何よりであり、再就職は難しかったですが、定年で会社を退社した時と違った、新鮮で前向きな気持ちで、楽しく頑張ることを考えていました。
  又、『高齢者に不足している、技術の進歩に伴う技能訓練として、パソコンの実習に重点を置いた訓練の実施』が、高齢者の再就職時に、極めて有効なものであることは間違いありませんし、私にとりましても大きな収穫でした。
  そして、もう一つは、同じ目的をもって、訓練に一緒に苦労した仲間が出来たことです。同期会としての会合もありますが、特に気の合う仲間とは、現在も、時々、会って意気投合しております。
  終了式の翌日に、住所地のハローワークに「訓練終了届」を提出しましたが、訓練の終了時に再就職が出来なかったということで、更に、30日分の「終了後手当」の支給を受けました。
  以上、甚だ散漫なる紹介にて恐縮ですが、雇用情勢が最悪となっている現在、『これまで培ってきた能力を生かし、更に専門能力を身につけ、自分自身の質的能力向上を図るために、あらゆる機械を利用すること』は、非常に重要なことであると思います。


 特別寄稿−2

就農準備校体験記                                           大山清

  私は既に60才を過ぎ現在常勤嘱託として勤務しているが、あと何年もせずに「毎日が日曜日」となる運命にある。
  50歳のころ、退職後の生活設計について研修を受け、自分なりに計画を立ててみた。その中の一つに、猫の額ほどの土地があったので先輩の影響も受け、家庭菜園をやってみようと思い、子供のころ手伝った記憶を思い出しはじめてみたが思うようにいかない。そこで、いまテレビや新聞で話題になっている「就農準備校」に入校した。

  就農準備校は本部が社団法人全国農村青少年教育振興会にあり、全国的な組織ではあるが、現在のところ本校教室の他に9校しかなく、さほど大きな組織とは言えないようである。内容は講義だけのところ(本校代々木教室入門コース等)や実技中心のところ等がある。実技は、稲、花、家畜、農産加工等、学校により分野が違っている。私は代々木教室で入門コースの講義を受けるとともに、有機野菜作りの実技を受講した。

  代々木教室はオリンピック記念青少年総合センター内で行い、講義は平日夜18時30分より21時までで、週2回、10回で終了する。このうち1回は現地見学をすることになっている。私の勤務先は有楽町の駅の近くにあるので行きはよいのだが、帰りは家に着くと11時近くになり、一寸大変であった。内容は稲のこと、有機野菜の作り方、花の栽培等考えているものであったが、一つ私の想像を超えていたものがあった。それは就農する人には大変重要な市場の話だった。作ったものが売れなければ生活して行けない。販売を考えなければ成立しないことを改めて知るとともに、そのために良い品物を作る必要があることも痛切に感じた。私のように年金生活をしながら、趣味で家庭菜園でもやってみようという甘い考えで始めたのではみんなに申し訳ないと思った。講義の内容では花卉栽培に興味が湧きやってみたいと思った。土地は比較的狭く、かつ早く収益が上がるように思う。しかし、これは露地栽培の場合で、バラ等は4千万円もの設備投資が必要との試算も出ている。最後に就農ガイダンス、農業情報利用等の説明があり終了した。参加者は60名位で、定年前後の人の他に、比較的若年層の人も多いのには驚いた。やはり、不透明な社会情勢のせいなのか、あるいは時間の決まった堅苦しい会社勤めに嫌気をさしたのか。また、女性も3分の1程度参加しており、その熱心さにも驚いた。

  実技は茨城県内原にある「日本農業実践学園」の有機栽培入門コースを受講した。学校は3ヵ月で6回、月2回の日曜日11時から午後4時頃まで行われる。年3回(4〜6月、7〜9月、10〜12月)あり、季節毎に実施することが違う。本当は4月から12月までを通して学ぶことが一番良いのだが、わたしは10〜12月、4〜6月の2回受講してやめにした。10〜12月のときは午前中講義で土や肥料の話等があり、午後は実習で野菜を植えたり、収穫したり、堆肥作りやEM菌の入ったボカシ作り等を行った。この堆肥作りは非常に勉強になり、それまでの化学肥料を使った家庭菜園を有機肥料に切り替えることにした。と同時に堆肥を使うことにより虫害が減ることも知り、農薬も一切使わない方針は継続することとした。今年の冬堆肥を作ってみたが、量が少なく完熟しないうちに使ってしまったので、今は高くつくが購入した堆肥を使っている。今、2回目の堆肥作りに挑戦中である。EM菌を使ったボカシ作りも勉強になり、先日作成し、なかなか良いボカシになった。堆肥に5%程度を加えて使うと土中でEM菌が醗酵し、野菜の発育に好結果が得られるということである。ただし、肥料ではなく、土壌改良剤なのですぐ結果が出るものではないらしい。今回自家製のものを使ってみたが、どんな結果がでるか楽しみである。4月からの実習は春野菜の植え付けがほとんどで、春菊、小松菜、ほうれん草、ちんげんさい、ラディッシュ、ジャガイモ、サツマイモ、里芋、大根、トウモロコシ等盛りだくさんの植え付けであった。大部分はすでに経験していたのであまり感動はなかったが、トウモロコシの間引きをしないことやちんげんさい、ラディッシュ作り等は参考になった。実習でうれしいことは収穫した野菜をもらって帰れることである。しかし、学校は駅から30分位歩くので、荷物になって大変である。私は幸い車できていた人に乗せてもらっていたので助かった。電車の中は、大の男が何人も野菜を持って乗るので他の乗客は不思議がっていた。受講生は3〜40人程度で、2回を通じて60代4人、50代18人、40代12人、30代23人、20代12人と、やはり若い2〜30代の人が半分を占めているのには驚いた。聞いてみると、うまく農業でもできる機会があればやってみたいという希望をもった人たちであった。先にも書いたが現代の世相を反映しているのだろう。一方、受講生の中で50代の2人は地方山村に農地を求め、就農するといっていた。土地を探すのに苦労したようであるが、運の良い人なのだろう。その他、農業法人に就職したいという人もいた。準備校全体で2,600人程の受講者のうち今までに就農した人は60人程度いるらしい。.農業基本法も改正され、新規就農もしやすくなっており、離農する人もいるがよほど気が合い、信頼されないと農地はなかなか手放さないようである。また、現地へ行ってからも地域の人とうまく付き合えるかどうかも重要なことのようである。農地を見つけた2人も地域の人と付き合いがうまく行くかどうか、2人の成功を祈る次第である。

  私は、野菜作りの勉強はこれくらいにしてあとは実践で失敗を繰り返しながら土と戯れて行こうと思っている。今度10月から農産加工の講習を受け、就農準備校を卒業することとする。

  念のため、就農準備校の本部連絡場所を記してつたない文章を終わりにしたい。

    就農準備校本部
      社団法人全国農村青少年教育振興会
        101-0048 東京都千代田区神田司町2−1
                    神田中央ビル
         TEL:03-3291-5727  FAX:03-3291-5798 

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